アニメとかアニメとかアニメとか

いろいろ終わってますが、今期は結構楽しめた。岩窟王はゴンゾらしく映像面の斬新さで語られがちだけど、魅力的なキャラクター描写で、最後までダレることなく見れた。ハードボイルドな雰囲気を作ることで「大人のアニメ」を主張する作品は多いのですが、個人的にはその“背伸び”感が鼻について作品に入り込めないことが多い。そんな中で、変に高みを作るのでなく、それでいて見る人を引き込むような深みがある世界観とシナリオで大人が楽しめる作品を作ってみせた前田真宏監督グッジョブ!

BECKはもうなんというか素晴らしいの一言につきる。脚本のデキのよさはもちろん、一枚絵の完成度でなく、レイアウトや芝居で魅せるマッドハウスの技に痺れた。コユキの青春っぷりもさることながら、マホをはじめとする女子キャラひとりひとりの仕草や立ち振る舞いがもうすごい勢いで脳天直撃ですよ。ン…モウ、ファン!最終話のラブラブな二人の掛け合いも含めて、ラヴ!とにかくラヴ!これがロックです。ラヴ&ピース!(まちがい)

てな具合で、わかりやすい萌えに頼らなくても魅力的な作品は作れるんだということを、あらためて認識させてくれた上記2作品が今期の大きな収穫かと。あとは舞-HiME観てから書く。っていうか春からの気が狂ったようなロボ構成はなにゆえ?時代はロボ?でもなぜガガガですか?合体きもちいいー!!