はなよりたまき。

新日曜美術館。司会が緒川たまきの頃はよく見ていた気がする。(まちがった視聴者)

昨年のヴェネチア・ビエンナーレ日本館での展示「OTAKU おたく:人格=空間=都市」がテーマだったので、久しぶりに録画してみた。夜の再放送は裏が「義経」なので、源平好きっ子としてはNHKの総合と教育どちらを観るかという珍しい選択を迫られた。もちろん朝の放送はアニメ特撮タイムです。

内容的には森川嘉一郎の言説をおっかけてる人には目新しいものではなかったが、フィギャ萌え族(一瞬で消えた流行語。やはり大賞を狙うには年末にむけて流行らせないと!しかしゲーム脳の人気は根強いですね。)とかで盛り上がっていたこの御時世に、全国放送でマジマジ、マージ!でなくてマジメに紹介されるというのが素晴らしいと思った。EZTVやブロードキャスターではこうはいかない。あと、新横浜ありなのくだりで大嶋優木が映像で登場したのはビクーリした。

ちなみにこの展示は2月22日から3月13日まで、恵比寿の東京都写真美術館で公開されているいるので興味のある人はぜひご覧になればいいと思った。

あと、以下のサイトのインタビューを読むと、この展示の主旨が非常によくわかるので読むといいです。読んでください。読め。できれば同ページ内の他のインタビューなどもガンガン読みまくって、それがいかに素晴らしかったか等を、各種ウェブサイトにしかるべきURLを添えて、適切にマークアップされた文書で公開すると、なおよいでしょう。理由は各自で考えてください。

http://www.amgakuin.co.jp/chara/message/

ところで、この手のネタは、実は当のオタクの間であまり話題にならないわけですが、はてなキーワードとかブログでの反応の多さを見て、やっぱテレビすごいと思った。つまりネットでポータルサイトをがんがって作るよりも、放送局を支配しないと野望は達成できなくて、革命の基本はまず放送局を占拠することで、インターネットは空っぽの洞窟で、カッコウはコンピューターに卵を産むので、世界がもし100人の村だったらグローバルビレッジとなって、メディアはメッセージでマッサージだから、萌える都市アキハバラに趣都が誕生するということです。

おっと、今日は少し語りすぎました。それではこのへんで。