夢でのみ巡り会う楽園の人よ 嗚呼、君の心に僕は住んでいますか

MXテレビで放送してたヒストリック・オートモービルフェスティバル・イン・ジャパンの中継を見ました。っていうか録画しておいたのを見たのですが、フェラーリトロフィーとかポルシェカップとかは基本的にどうでもよくて、もっとクラブマンを!英国車をうつせ!とか思いつつミニ(オースチンクーパーS!)とかヒーレー・スプライトとかビッグ・ヒーレーとかあまつさえロータス47(!)とかそういう素敵すぎるマシーンにオラわくわくしてたぞ!という具合で楽しんでいたのですが、主催のチューリッヒのCMがらみか、中嶋悟F1参戦20周年ということで英国からチーム・クラシック・ロータスの皆様がロータス101の実車を運んできてですね、中嶋自らのドライビングでデモランがあったわけですよ。
でもって、ピットにはゴールドリーフカラーの72DFVやらJPSの77DFV、ホンダRA168Eエンジン搭載の100Tなんかが鎮座しまして、そこで十数年ぶりにキャメルカラーのロータスを駆った中嶋がチャップマンとの思い出を語る……とかロータスっ子には失禁もののシチュエーションが展開されていて、もうこれ生で見てたら絶対涙でコースが見えませんとかそんな感じに素晴らしいかった。
ここまでやるならもうタミヤ本社からロータス107とか強奪してきてロータス祭り、あるいは青山からティレル020もってきて中嶋祭りにしないとだめだろういやむしろしてくださいくらいの勢いでF1妄想があふれる!あふれちゃう!とまらないぃ!!らめぇ!!!とかそんな感じですが、ゲストとしてフェラーリF2001とフォードF40をドライブしていた世界のIDE選手がスーパーアグリF1のレーシングスーツを着ていたのに泣いた。しかし5年前のマシンとはいえ、腐ってもシューマッハ車。あれぜったいSA05より安定してたと思うのは自分だけですか。いやSA05っていうかアロウズA23は好きなんですけどね。黒いし。オレンジだし。バーナードの置き土産的な。
と、F1について書き出すと、よくわからないことになるのでほどほどにしておきます。2008年以降はきっとクソみたいなレギュレーションになるにちがいないのですが、一方で、セナとかピケとかマンセルとかナカジマとか、2世ドライバー(ブルーノ・セナは甥だけど)達が上位カテゴリーにあがってきて、グリッドを眺めるだけで軽くイッてしまいそうです。ベルガーがセナの甥のレース活動をサポートするというエピソードだけで濡れる。