シャラララ素敵にキック!シャラララ素顔にキック!

国生さゆり『バレンタインキッス2007』のPVは、いまとなっては懐かしいハッピ姿の親衛隊と、元曲からの時間の流れもあいまって、ただ見ているだけで意識がデンライナーに乗って過去にトリップしてしまいます。まごうことなきアイドル歌謡でありながら、一年一度だけの特別な記念日には必ず耳にすることになる一曲を生み出した秋元康はやはりすごい。いうなればあれだ。歌謡界のあかほりさとる。(逆です)

過激化するオタ芸と反比例するようにハロプロが低調になってきたタイミングで、あまりにもベタすぎるコンセプトのAKB48をブチ上げたとき、みんな「また秋元が」と思ったにちがいないのですが、フタを開けてみればしっかり軌道に乗せてきている。

あざとい仕掛けの数々を警戒した上で、笑ってやるつもりでライブに足を運んだりしたらもうそれは秋元康の罠に掛かっているといっても過言ではない。いうなればあれだ。歌謡界のアイマス。(逆です)

ちなみに自分は国生さゆり(くになまさゆりじゃありません!)はどうでもよくて、4番です。キリンレモン2101です。新田恵利→酒井法子永井真理子広末涼子です。短髪の歴史がまた一ページ。大戸島さんごと泉野明とエルピー・プルについては、ここでは触れません。

ところで、自分が小学生の頃はアニメとかマンガとか特撮とか好きな男子(非モテ?)は、アイドルは軽薄なもの、みたいなイメージで距離を置いていて『夕焼けニャンニャン』は見ていなかった。むしろクラスでも中心的な存在にある運動部とかの男子(モテ?)が、あたかも中2病における洋楽のような扱いでおニャン子を見ていた気がする。実際、同年代の芸人とかがよくテレビでおニャン子ネタに反応する場面を見るのに、身の回りのアニメとか大好きっ子は、あんまりおニャン子に思い入れをもってないことが多い。と感じているのは私だけ?どーうでもいーいですよー。