子供達の間では、『電脳コイル』が面白くないと言えば「皆と違う自分」をアピールできると噂になっています。

というのを優子の声で読み上げると黒い感じがして素敵!という冗談はさておき増田に以下のようなエントリがあったので珍しく増田の外から反応してみる。

若い才能あふれる作風による支持を受けてブレイクしているらき☆すた
理解できない「昔子供だったオッサン」が一斉に飛びついてる。

「らき☆すた」に適応できない人の駆け込み寺「電脳コイル」

どっちにもバリバリ反応している有電波体質のオッサンはどうなるのか!というか、この両作品を並べて比較することに何か意味があるのかというのが一番の疑問。
確かに『らき☆すた』は、萌えでメディアミックスでチャンクでループでサンプリングでマッシュアップでという、なんかもうよくわからないくらい“いま”の要素が盛りだくさんなアニメであり「練りこまれた設定」とか「上質の物語」とか、ぶっちゃけ要らないっすよwwwwサーセンwwwwwというポジションでぶっちぎりバトルハッカーズです。「なんだこの最終回は!学園エヴァで最終回作り直せ!!」的な価値観からすれば、もう思いっきり俺たちゃアウトサイダー
しかし、角川的にどうかはさておいて、ニコニコ動画で『らき☆すた』を観る時の高揚感というか、レイヴ感は異様なまでの快感っ……!脳内麻薬出まくりっ……!であることもまた事実であるわけです。こなたの台詞や価値観、パロディのネタなどはむしろ30代オタ向けですらあるといっても過言ではない(ティモテですよ?)にもかかわらず、その作品の構造を拒絶するジジイ(のような若者?)が涙目で必死だなというわけで、ことさら否定しなくても他のアニメまでダメになったりしないから大丈夫なのに、と。少なくとも「まっすぐゴー!」よりずっと有意義ですよ、と!!
で、この後『ひだまりスケッチ』に触れると話が長くなりすぎるので、なんで世代で区切ろうとするかなーという素朴なギモンを呈して終わりにしたいと思います。なんだろう、マンガでいえば高河ゆんとかCLAMPとか出てきた頃みたいな感じ?従来の文法では評価できないものに出会ってしまったので無視しちゃえ!みたいな。
とかなんとか偉そうにいってみたけど、『REBORN!』とか『ネウロ』とか『ムヒョ』とかが内容的にも画面情報てきにも辛くてジャンプが読めなくなってるそんな30代。体は大人、頭脳は子供。どんな難事件も解決していません!だいたい「REBORN」っていったら「リボン計画」だろ?『B型同盟』だろ?

夜明け前に眠いまま長文書くもんじゃありませんねまったく。