自主制作アニメの怪作がニコニコ動画に!

あみしのプロダクションの『内気はずかしゆう君ちゃん』全3話がアップされていて、ニコ厨達にバカウケしてる!かとおもったら、石川プロさんの『らめんちゃいにゃん』『どっちもメイド』まで!!
youtubeからの転載なので、作者本人が上げた訳ではないみたいですが、自主制作アニメにこれだけダイレクトなリアクションの集まる環境があると、もう作品を発表するスキームは完全に変わっちゃう気がします。
2〜3年ほど前に関東、関西の自主制作アニメ作家が集まって「自主テレ上映会」というものが開催されて、一般客も動員して盛り上がった時期があったのですが、最近は、研連(各大学のアニメ研究会による連合体)の上映会のほかは、企業や官庁が絡んだイベントがほとんどで、観る側にも作る側にも開かれたイメージの上映会が無くなってしまい残念な感じ……と思いきや、ニコニコ動画というのはいろいろなところで言われるように「毎日、自宅で上映会」なわけで、とりあえず採算度外視で作品を見てもらうなら、ここに放り込めばいいのです←キャ☆ワイイ!
そこから先の展開はまた考えないといけないわけですが、「ニコニコ動画祭!うp主自重しないでキャンペーン」みたいなイベントも行われたりする様なので、そろそろDoGAとかもコンテストの有り様を考えないといけないんじゃなかろうか。新海誠の“呪縛”から抜け出せないまま、いつまでもグランプリを空席にしといてどうするのか?
『吉野の姫』のグランプリをスルーしたのはいいけど、単純に映像のクオリティはツールの進化とノウハウの蓄積とともに上がっていく一方だと思うので、「はたしてDoGAのグランプリたるにふさわしい独創性とは何たるや!?」みたいなのを延々繰り返していたら、次世代を支えるべき創り手が、わざわざ年に1度のコンテストにあわせて作品をシコシコ制作します!みたいなストイックな作業から離れていっちゃうと思うのです←結論!