仮面ライター敏樹

みんなそんなに井上脚本がイヤなのか!

敏樹ギャグ満載風味のライダーは、ある意味見慣れた光景で、うわなんだこれこんなのアリ?っていうか超アリじゃね?ぶっちゃけ響鬼さんとか斬鬼さんとかサイコーじゃん?というファンからしたら、やっぱり後半戦でいつもの井上ライダー路線に戻って投げっぱなしジャーマンだけは勘弁してくださいよ二つで十分ですよといったところかしら。

ウルトラマンネクサスみたいに、お子様人気がイマイチというわけでもなければ、玩具が不振という雰囲気でもないので、どうしてここでメインライター交代となるのかサッパリなのですが、夏に入ってからの展開を「響鬼さんバイクに乗る→ライダーは単車に乗るもの」「増殖する小型魔化魍→アクションシーン増やせ」という具合いにみると、どこかで誰かが「こんなんライダーちゃう」といって軌道修正せざるを得なくなったりしちゃったりしたのではないかと勘繰ってみたくなるわけで、そうすると、よくもわるくも平成ライダーを象徴する存在たる井上敏樹たん登場というのは、よくわかる話ではあるかも?

とはいえ、オンドゥル語ばかりが話題になって、中身はグダグダだったブレイドを奇跡のリリーフ登板で盛り返した合川ハガレン昇とは逆に、とにかく中盤盛り上げまくるが最後は知ったこっちゃない!くらいの男気溢れる展開で大人気の“後半の鬼”敏樹たんが、まさにこれから後半戦突入というタイミングで参戦するという事実は、皆様の最終回トラウマを茂樹いや刺激してやまないことは想像に難くない。

ここまで支持されてきた響鬼のもつ独特の雰囲気や世界感といったものが、なかったことにされてしまうとしたら、それはやはり悲しむべきことで、もしホントにそうだったら、響鬼にとって「仮面ライダー」という冠は、もはや余計なものでしかない気がします。それこそメタルヒーロー枠でも復活して、そこで好きなことやった方が、みんな幸せなんじゃなかろうか。
もちろん、提供はコナミ以外で!

個人的には、アキラたんと斬鬼さんの出番が増えるなら、鬼にだってなれる。
つまりは、アキラたん萌えということで、この話題を終りたいとおもいます。