映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険

普通に良かった。作画はもちろんのこと、ゲスト声優もそんなに悪くない?相武紗季も舌が回ってない台詞があったり、抑揚が足りなかったりしたけど、個人的にはデジモンのガッキーとか、時かけの真琴とか、棒読みと言われるタイプの声は嫌いではないというか、あれはあれで非常に味がでてくるので許せる。満月博士牧師も、最初は次課長の河本とはおもわなかったくらい。久本雅美がちょっと気になったかしら…。
展開はすこしセッカチな気がしたのは、まあいまどきのお子様向としては仕方がない?魔界大冒険のシナリオ上最大のポイントともいえる、石化したドラえもんのび太のシーンは、もっとこうジワジワと来た気がしたんだけど、かなりあっさりだったし、魔界星への突入も、道路光線→モグラ手袋でかなり端折った感じ。その代わりに激しく動くアクションシーンでわかりやすく見所を作ってある。付近の幼児どもは途中で集中を切らしたのかモゾモゾしていた。幼児め!!とはいえ、一つ星→二つ星→三つ星→ひぃふぅみぃ……ネタで女子中学生らしき3人組がバカうけしていたので、まだまだ世の中捨てたもんじゃないですねと思った。
その他、新作でのアレンジ部分は特に気にならなかったというか、うまくまとめていました。出来杉の名解説と「頼むぜ名投手!」が無いくらい?「ビッグライトー!」はドンピシャのタイミングで来るべき台詞が来たので思わず涙腺がゆるんだ。あと魔美。控えめにいってむしゃぶりつきたい。DVDにはぜひ映像特典で30分を。いやむしろOVA新作を!